光正様と一緒に「ぷっ」と吹き出しちゃう木絵の空想!無限に読みたかったマンガ!
『高台家の人々ってどんなマンガ?』
自他ともに認める地味で平凡なOLの平野木絵(ひらの きえ)には誰にも知られていない特技(?)があった。それは、突拍子もとりとめもない空想を繰り広げること。そんな木絵の働く会社にニューヨーク支社から転勤になったエリートイケメンの高台光正(こうだい みつまさ)が現れる。
王子様のようなルックスとステータスで全ての女性社員の注目の的になる光正であったが、彼には秘密があった。それは、生まれながらに人の心の声や頭の中のイメージが聞こえたり見えたりするテレパスということ。
木絵のユニークな空想に思わず噴き出してしまう光正。彼女の持つ、誰も気が付かない面白さに惹かれる光正と、無限にヘンテコでバカバカしい空想をかます木絵の一風変わった恋愛模様。
『ヒロインと麗しき高台家の面々を紹介』
平野 木絵(ひらの きえ)
一般事務職として働く地味目な女性社員。優しい性格だが控えめで、他の女性社員たちが高台光正に黄色い声を挙げるも、自分には関係がないものとして一人だけボンヤリしていた。
口下手で強く自己主張をするタイプではないが、根は明るく人の悪口を言ったりすることはない。仲のいい同僚にはそのポジティブさや優しさが伝わっているが、会社で目立つような存在でなかったため、社内の王子様である光正に見初められ付き合い始めたことに驚きとやっかみの声が上がっている。
よく常人離れした空想を繰り広げているが、それは嫌なことがあった時に空想に置き換えることで誰も恨まずにすむようにする彼女なりの処世術だったりもするが、なんでもない時にも何故か空想のスイッチが入ることもあるので、光正にとってはテロレベルで笑わせにかかられている。
引用:高台家の人々コミックス1巻より
↑どこかボンヤリしてる木絵
引用:高台家の人々コミックス2巻より
↑完全にぼーっとしてる木絵
木絵の脳内に巣食う空想のやつら(一例)
引用:高台家の人々コミックス1巻より
↑まさかの再登場があるドダリー卿
引用:高台家の人々コミックス1巻より
↑光正に仕える屋敷し○べっぽいやつ
引用:高台家の人々コミックス2巻より
↑木絵を鍛え上げる水泳コーチ
引用:高台家の人々コミックス2巻より
↑光正の弟子・孫陳
高台光正(こうだい みつまさ)
ニューヨーク支社から木絵の勤める会社に転勤配属となった。ルックスはイギリス人の祖母を持つクオーターで蒼色の眼をしている。また高身長に非常に端正な顔立ちで、まさしく王子様系。
経歴もT大(まあ東大的な)卒業→オックスフォードに留学とスーパーエリート。加えて元華族の名門・高台家の長男であり、趣味はスポーツ全般と女子ウケMAXてんこ盛り。すぐに社内1のモテ男となる。
実はテレパスで、意図せずとも人の心の声が聞こえてきてしまう。本人のてんこ盛りモテスペックも相まって周りの嫉妬・やっかみ・女子のドロドロやガツガツな心の声にうんざりしているが、木絵のぶっ飛び空想に癒される。テレパスゆえに木絵のユーモラスさや優しさに気がつき惹かれていく。
性格は穏やかだが、幼い頃からテレパスであることを隠して生きてきたため対人関係に慎重で人によっては壁があるように感じる。しかし、木絵の空想には思わず噴き出してしまい木絵に訝しげられるが、木絵が小さいことをスルーしちゃう大らかさを持つためギリ助かっている。木絵の空想に対しては心の中で冷静にツッコんでいく。
引用:高台家の人々コミックス4巻より
↑王子様トーンを背負う光正様
高台茂子(こうだい しげこ)
光正の妹でテレパス。やはり超美形で、蒼い眼と相まって茂子という名前とのギャップが大きい。
明るくさっぱりとした性格。光正と同じく木絵の空想を楽しみにしており、空想スイッチを入れようとしたりして楽しんでいる。
引用:高台家の人々コミックス4巻より
高台和正(こうだい かずまさ)
高台家の末っ子でテレパス。若干、意地悪でひねくれているが根は優しい。
木絵の空想を楽しんでいるが、空想の中でよく変な格好をさせられているのがちょっと不満。空想でいじられる和正に光正と茂子はバカうけしている。
引用:高台家の人々コミックス4巻より
高台アン(こうだい あん)
高台家の元祖テレパス。イギリス人で伯爵家のお嬢様育ち。亡くなってしまった夫を今でも愛し続けている。
高台家の3兄妹弟にテレパスの先輩としてのアドバイスをしたりする。朗らかで優しい性格だが、イタズラっぽいところもあり一癖ある。
引用:高台家の人々コミックス2巻より
引用:高台家の人々コミックス巻より
↑若かりし頃のアン。誰もが振り返る美貌
高台由布子(こうだい ゆうこ)
光正たちの母親。テレパスではないものの非常に鋭い勘をしており3兄妹弟をたびたびドキッとさせる。
自分が正しいと疑わず、非常に勝ち気な性格で歯にきぬ着せぬ物言いをするので3兄妹弟たちは苦手としているが、姑であるアンには手のひらで転がされがち。
引用:高台家の人々コミックス2巻より
↑THE美魔女な母
高台茂正Jr(こうだい しげまさ じゅにあ)
光正たちの父親でアンの息子。テレパスではないし、むしろ人より鈍め。能天気な性格で妻の由布子とは正反対。
引用:高台家の人々コミックス3巻より
↑夫ラブな母親に勢い余って父親と同じ名前をつけられるも全く気にしていないJr
『こんな人に読んでほしい!』
★笑える恋愛マンガが読みたい!
★優しい人には報われてほしい!
★美形に囲まれるとテンションが上がってまう
★ニヤニヤしてても気味悪がられない環境で読める
★イケメンが振り回されんのおもしれー
★明るい恋愛マンガが好きだ
『高台家の人々のここが!』
★空想内容が面白すぎる。体感ではマンガの半分くらいが空想シーンで埋め尽くされているが最後までずっと面白い。バカバカしくて光正様と一緒に噴き出してしまう。
★ヒロインの友達がちょうどいい。恋愛マンガのヒロインの理解者役としての阿部さんピンポイントでちょうどいいし良いキャラしてる。
★光正と木絵以外の恋愛パートも面白い。高台家それぞれの恋愛物語が描かれているがどれも面白い。特にアン(おばあちゃん)と茂正(おじいちゃん)の話が最高。
★テレパスならではのおもしろシーンが多い。
引用:高台家の人々コミックス2巻より
↑地味な見た目に反する意思の強さが文字のデカさで表されている笑
『全巻読んでのふんわり感想』
めっちゃ面白い。恋愛マンガ苦手な人にもギャグマンガとしておすすめしたい。
基本的にはニヤニヤしながらシンデレラストーリーを楽しむマンガながら、空想に無理やり爆笑させられてしまう。6巻で終わってしまったのが悲しい。100巻くらいまで続けてもらいたかった。
最初は高台家の魅力に、後半は木絵の空想以外の魅力(主に天然ボケなところに)どんどん引き込まれていく。
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